東京都、首都直下地震の被害想定を10年ぶり公表

今月25日(水)、東京都は首都直下地震の被害想定を10年ぶりに見直し、新たな被害想定を公表。建物やインフラ等の直接的な経済被害だけで21兆5,640億円と推計されました。最大の被害が想定される都心南部直下地震では、東京都23区の約6割が震度6強以上の揺れが発生し、建物被害が約19万4,400棟、避難者は約299万人に達するとのこと。小池百合子東京都知事は「リスクを直視し、正しく恐れ、対策が重要」と述べる等、防災意識の向上や対策強化の意識を高めていくことを促しています。