日本各地で地震が頻発

今年に入り、関西地方をはじめ、東北地方、関東地方、そして九州の広い地域で地震が頻発しています。4月11日(月)に開かれた気象庁地震調査委員会の会見によると、3月に日本列島や周辺域で起きたM4以上の地震は195回。これは平常時の1ヵ月平均の倍以上とのこと。京都大学名誉教授・鎌田氏は、「東海の震源域は1854年の安政東海地震以来、沈黙を続けている。168年間もの長きにわたり、ひずみが蓄積され続けているのです。東海地震の発生周期はおおむね100~150年。既にその期間を過ぎています。」と警鐘を鳴らしています。政府の中央防災会議は、南海トラフ地震M9.0が発生する、被害総額は計220兆円、避難者となると950万人、停電は2,710万軒に及ぶと予測しており、巨大地震が発生することを想定し、地震が発生した際の備えを個人・企業、自治体が一丸となって推進する必要があります。