訪日客避難時にホテル活用 大型ホテル7施設が大阪府・大阪市と災害協定締結

大阪府と大阪市は、大規模災害時に「災害弱者」となる外国人観光客に避難場所や情報提供するため、同市内の大型7ホテルと協定を締結。ホテルの対応として、客室を提供、空室がない場合はロビーやホール等で外国人観光客を受け入れる体制を整備。予め備蓄しておいた食料や寝具を提供し、大阪府・市の防災情報や公共交通機関の運行状況を多言語で配信するとのこと。大阪市の担当者は、「今後も協定を結ぶホテルを増やし、避難時の感染症対策についても検討を進める」としており、災害時の避難場所として既存のホテルの活用の拡大が見込まれます。