自治体で備蓄食料の備蓄やローリングストックの啓発が進む

神奈川県座間市は、災害と感染症との複合災害対策として、災害時に避難所で提供する備蓄食料を、炊き出しを前提としたものから個食タイプに一部切り替えを発表。先月16日に発表した新年度当初予算案に376万円を計上。同市は常時8万5,000食の非常食を準備しているが、新年度には追加で個食タイプ1万7,000食を用意する方針。東京都板橋区では災害用の非常食にポテトチップスを採用。パッケージを防災用にデザインし、「防災スナック」として提案。板橋区が実施する防災訓練の参加者に抽選で約2,000袋プレゼントすることで、地域の防災意識向上につなげるのが狙いとのこと。日々の暮らしから備えを推進する「ローリングストック」の考えを広げることで地域の防災意識の向上に貢献を目指すとしています。