国土交通省 河川の監視カメラ、水位計を増設し、観測体制を強化

国土交通省は、相次ぐ豪雨や台風等による被害を受け、全国で河川の監視カメラ増設を進めており、現時点で3,100カ所に設置してある動画カメラに加え、静止画を撮る簡易型のカメラを新設。2020年度末までに簡易型のカメラを3,700ヵ所に新たに設置し、動画カメラと併せて監視場所を従来の2倍強の計6,800カ所するとのこと。水位計も増設しており、洪水で一定の水位を超えたときのみ観測する危機管理型水位計を導入し、観測網の充実も図っています。危機管理型水位計は、従来の水位計より設置が容易であるため、国や都道府県管理の河川計7,000ヵ所に設けている等、河川の観測体制の強化・整備を進んでいます。