第14回震災予防講演会(通算43回)「地震災害と津波災害を考える」

主催:公益社団法人日本地震工学会

2011年の東日本大震災では津波によって未曽有の大災害となった。あれから13年が経過している。その以外でも、国外の沿岸域で巨大な地震が発生し、日本の沿岸部にも津波が到達した例がある。例えば、1960年や2010年にチリで発生した地震によって日本でも津波による被害が発生した。また、神奈川県では、1923関東大震災でも津波による被害が発生している。ごく最近では、2024年1月1日に発生した能登半島地震でも津波によって被害を被った。震災予防講演会でも、2011年と2012年に津波災害についての講演を行ったが、その後10年以上経過したこともあり、改めて津波という現象およびそれによる被害について考えてみたい。

■日時: 2024年2月9日(金)13:30~16:10
■場所: パシフィコ横浜アネックスホール(横浜市西区みなとみらい1-1-1)

13:30~13:50 趣旨説明
司会:震災予防講演会WG 清水建設(株) 宮腰 淳一 氏
13:50~14:50 過去の津波痕跡から知る地震の規模と頻度
産業技術総合研究所 宍倉 正展 氏
14:50~15:00 休憩
15:00~16:00 津波災害の軽減と復興
兵庫県立大学 教授 阪本 真由美 氏
16:00~16:10 質疑応答

過去の津波痕跡から知る地震の規模と頻度

産業技術総合研究所
宍倉 正展 氏

 

津波災害の軽減と復興

兵庫県立大学 教授
阪本 真由美 氏