構造性能・環境負荷・経済損失を統合した修復指標の開発と、次世代耐震性能設計への展開

D会場(オンライン)
10:45~11:30
東京大学地震研究所 教授
楠 浩一 氏
https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/

略歴

東京大学 生産技術研究所 助手、建築研究所、横浜国立大学を経て、2014年度 より、東京大学地震研究所 災害科学系研究部門准教授、2018年より同教授.日本建築学会奨励賞、日本建築学会 教育賞(教育貢献)、日本建築学会賞(論文)

内容

これまでの建築構造設計は、決められた数値や条件を満足することを確認する仕様設計から、建物の耐震性能を規定する性能設計へと移り変わりつつある。今後はさらに、環境負荷や経済損失を統合した設計法へと移行することが考えられる。現在の考え方を概説する。