「相転移」を利用した人新災(国難災害)の阻止

C会場
13:30~14:15
関西大学 社会安全学部 特別任命教授・社会安全研究センター長
河田 惠昭 氏

略歴

関西大学特別任命教授・社会安全研究センター長、人と防災未来センター長。京都大学名誉教授。国連SASAKAWA防災賞、防災功労者内閣総理大臣表彰など受賞多数。日本自然災害学会および日本災害情報学会の会長を歴任。著書に『これからの防災・減災がわかる本』『にげましょう』『津波災害(増補版)』『河田惠昭自叙伝』等

内容

先進国では国難となる巨大災害の原因が災害時の「相転移」発生によることが明らかになった。しかも、それは天災や人災ではなく、産業革命以降の人新世の特徴をもつ「人新災」と定義できることもわかった。この経緯を実証的に示す。