マルチハザード・複合災害と建築・まちづくり

略歴

1986年3月　早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻　博士前期課程修了 1986、1991年12月　早稲田大学より工学博士の学位を授与
1993年4月　早稲田大学工学部建築学科　研究助手、　1993年11月　Univercity of Southern California, Dep. of Earth Sciences, Reserch Associate
1995年4月　工学院大学建築学科　専任講師、助教授を経て、2003年より同大建築学部教授（現在に至る）
主たる専門分野: 地震工学・防災、構造工学、複合災害

内容

関東大震災から100年が経て、建物やまちの耐震・耐火対策は大いに進展したが、東日本大震災の巨大津波や巨大都市の大混乱、2016年熊本地震による活断層帯地震の長周期パルスや断層変位、さらに近年頻発する水害や土砂災害などでは複雑で多様な複合災害の様相を示している。本講演では様々な災害の事例とマルチハザード・複合災害に向けた建築・まちで有効な対策を紹介する。