過去の関東地震の発生履歴と将来の確率予測

A会場
14:45~15:30
東京大学 地震研究所 教授
佐竹 健治 氏
https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/

略歴

東京大学地震研究所教授。専門は巨大地震・津波で、地球物理学的・地質学的・歴史学的な手法を統合して過去の地震を研究。日本学術会議会員。国際地震学・地球内部物理学協会前会長、米国地球物理学連合および国際測地学・地球物理学連合フェロー。防災功労者内閣総理大臣表彰(2022年)などを受賞。

内容

昨年は、我が国史上最悪の地震災害であった1923年関東大震災から100周年であった。この震災を契機に東京大学に地震研究所が設置され、我が国の地震科学は発展してきた。本講演では、最近明らかになってきた過去の関東地震(M8級プレート間地震)の発生履歴と、それに基づく将来の発生予測について紹介する。