首都圏の地震・火山災害について

略歴

1966年東京大学大学院博士課程修了と同時に地震研究所に入所。地震予知、火山噴火予知の先兵として地震活動、火山活動解明の1各種観測に従事。1974年、新設間もない国立極地研究所に移り、極地の個体地球物理の研究に従事、200１年退官。極地研究所・総合大学院大学名誉教授。

内容

次の関東地震は2150年頃と予想するが、その100年前ごろから南関東の地震活動は活発になり、東京直下地震が発生する可能性も高い。富士山は最後の噴火となる宝永山形成から300年が経過しているが、まだ噴火の兆候は見られない。