令和6年能登半島地震に関する報告会
主催:一般社団法人 地域安全学会 |
司会:常葉大学 名誉教授 重川 希志依 氏 |
令和6年能登半島地震(M7.6)に関する報告~道路交通インフラの被災の影響について~
特別会場 |
筑波大学 システム情報系 教授 |
庄司 学 氏 |
https://trios.tsukuba.ac.jp/researcher/0000001048 |
略歴
2001年に東京工業大学で土木工学の博士号を取得。2001年4月より筑波大学講師、2008年5月より筑波大学准教授、2019年12月より筑波大学教授。専門はインフラシステムの災害情報学。現在は、複合自然災害におけるインフラやライフラインシステムの非線形ダイナミクス、システム信頼性解析、レジリエンス評価に関する研究を行っている。
内容
能登半島地震により、道路交通インフラの物理的な被災に伴う甚大な交通支障が発生している。特に、能登地方北部への重要なアクセスルートとなっている国道249号線並びに県道1号線の通行障害は、災害対応の担い手となる各種機関の救命・救助活動並びに初動対応に対し、大きな影響を及ぼしている。発災後、およそ5日経過した時点での現地調査を踏まえ、このような道路交通インフラの被災の様子とそれらに関わる影響波及について考察を行う。
令和6年能登半島地震(M7.6)に関する報告 人工衛星から観た2024年能登半島地震の被災地
特別会場 |
東京工業大学 環境・社会理工学院 教授 |
松岡 昌志 氏 |
https://sites.google.com/view/matsuokamtokyotech/ |
略歴
1967年北海道室蘭市出身,1990年室蘭工業大学工学部建築工学科卒業,1992年東京工業大学大学院総合理工学研究科社会開発工学専攻修士課程修了し,東京工業大学助手として地震工学研究に従事。1996年に博士(工学)を取得。1996年から日本リモート・センシング技術センター,理化学研究所,防災科学技術研究所,産業技術総合研究所を経て,2012年より東京工業大学准教授,2018年より教授としてリモートセンシングやGISを活用した都市防災に関する教育と研究に携わっている。
内容
2024年能登半島地震の被害は広範囲におよび,さらに,地形的な特徴から被害を受けた自治体が分散・孤立する状況が続いている。このような被災地では被害の全体像の早期把握に人工衛星等を活用したリモートセンシングが有効である。本講演では,地震直後から被災地を観測し続ける人工衛星(とくに合成開口レーダ)画像からの被害抽出に焦点をあてて,結果の有用性や限界などについて紹介する。
令和6年能登半島地震(M7.6)に関する報告 ~ライフラインの被害報告~
特別会場 |
千葉大学 大学院工学研究院 教授 |
丸山 喜久 氏 |
http://ares.tu.chiba-u.jp/marulab/index.html |
令和6年能登半島地震(M7.6)に関する報告 〜現場から見た行政広域支援について〜
特別会場 |
常葉大学 社会環境学部 社会環境学科 教授 |
田中 聡 氏 |