17年の水害被害額暫定値が5310億円に、過去10年で2番目の高水準/台湾で最大震度7の揺れを観測

● 17年の水害被害額暫定値が5310億円に、過去10年で2番目の高水準
国土交通省は19日、2017年に全国で起きた洪水や津波、土砂災害による建物やインフラ等の被害額(確定値)を発表。昨年7月の暫定値から50億円増の5360億円で、   過去10年で2番目に大きい被害額とのこと。平成29年の九州北部豪雨(被害額約1900億円)と台風21号(約1460億円)が被害総額の大半を占めました。近年、大規模な水害が立て続けに発生しており、河川の堤防決壊対策や浸水対策等が急務と云えます。

 

● 台湾で最大震度7の揺れを観測
台湾当局は18日午後、台湾東部を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生し、落石等で17人がケガをしたと発表。花蓮県の山間部で最も強い震度7の揺れが観測された他、台北でも震度4が観測されました。震源地に近く、景勝地である花蓮県の太魯閣渓谷では落石が発生、花蓮駅では水道管が破裂し、駅の待合室が水浸しになる等の被害が発生したとの情報。台湾では、東部を中心に地震が相次いでおり、中央気象局(台湾)は、今後の地震活動に注意するよう呼びかけています。