複合災害への備え 防災食の需要増加

東日本大震災以降、毎年発生する大型台風や集中豪雨等の自然災害や新型コロナウイルス感染症拡大による複合災害への備えとして、防災食の需要が拡大しています。大型スーパーやディスカウントストア、ホームセンター等では、東日本大震災が発生した3月11日前後と9月1日の「防災の日」前後に店頭で防災コーナーを常設する取り組みも拡大。通販に於いても、アマゾンや楽天では3月、9月に防災食キャンペーンを実施しており、シニアが主対象の通販業界では、シニアが防災に関心が高いとして、通年での販売への取組が拡がっています。国も「ローリングストック」として推進しており、防災食産業の拡大が期待されています。