最大震度6強の福島県沖地震から1か月、「夜間避難」への備えの充実を

宮城県・福島県で最大震度6強を観測した福島県沖地震(M7.4)は、今月16日(土)で発生から1カ月が経過。運休していた東北新幹線は全線で運転を再開しましたが、一方で、住宅被害は両県で19,000棟を超えることが判明。罹災証明書の発行手続きは現在も進んでおり、被害棟数はさらに増える見通しとのこと。今回の地震は午後11:07と夜遅くに発生したこともあり、夜間避難対策の重要性が浮き彫りになりました。津波は発生しなかったものの、高台や避難所等への避難経路を明るく照らすこと、避難所での寒冷対策、的確な安否確認等、夜間での地震発生、避難を想定し、事前に計画しておくことが求められています。