宝永噴火から300年 富士山火山を含む火山への備えを

政府の中央防災会議によると、富士山が噴火した場合、都心部では、火山灰が最大10cm程度積もると推計され、大きな被害がもたらされると公表。火山灰が電子機器に入り込んで腐食で壊れる、屋根がない浄水施設では火山灰が入ることで濾過出来ず断水する等、色々な場面で被害が想定されています。今年3月には、17年ぶりに富士山ハザードマップが改訂され、周辺の自治体の噴火被害の見直しを図っています。富士山が前回噴火したのは1707年「宝永噴火」。噴火してから300年が経ち、予知が難しいとしながらも南海トラフ地震と連動して噴火するケースがあるとし、今後噴火が懸念される活火山も全国にあることから、火山対策にも本格的に取り組むべきと考えられています。