南海トラフ対策で初会合 混乱しない組織と体制づくりの体系化へ/霧島連山 硫黄山 噴火続く 噴石・火砕流に警戒

【南海トラフ対策で初会合 混乱しない組織と体制づくりの体系化へ】

4月12日、南海トラフで巨大地震発生の可能性が高まり気象庁が臨時情報を発表した場合の対応策を議論する国の検討会の初会合が開催。高知県知事を含む17名の委員が参加した会合では、各自治体が一律に防災対応を始める制度の策定をすべきという意見が出され、避難対応の方針や仕組みの在り方について今後議論を進めることを確認。名古屋大学・福和教授は、「年内には国の方針を示しつつも、地域では当事者意識を持ってどう動くか、考える必要がある」と指摘。緊急時に臨時情報が発表されても混乱しない組織と体制づくりが肝要です。

 

 

【霧島連山 硫黄山 噴火続く 噴石・火砕流に警戒】

4月19日、鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の硫黄山で、1768年以来となる噴火を確認。翌20日午前6時半ごろにかけて噴火が続き、監視カメラ等による観測では、新たな火口が硫黄山の南側に見られ、周辺では噴気が出る範囲が広がっていることが確認されました。気象庁は、活発な活動が続いているとして「入山規制」を示す噴火警戒レベル3を継続し、硫黄山から概ね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけており、地元の自治体も立ち入りを規制しています。

 

 

 

■「震災対策技術展」大阪 来場申込受付中

日 時:2018年5月31日(木)~2018年6月1日(金)10:00~17:00 ※初日のみ18:00まで
会 場:コングレコンベンションセンター
ご来場のお申し込みはこちらから