能登半島地震等、最近の建築設備地震被害事例と実験による損傷の再現

E会場(オンライン) 10:45~11:30 |
東京工芸大学 名誉教授/三建設備工業 株式会社 技術統括本部 技術顧問 |
水谷 国男 氏 |
略歴
福井県出身。1980年に新潟大学工学部土木工学科を卒業し、三建設備工業㈱へ入社。1981年から2年間東京工業大学の研究生、1987年から3年間新潟大学大学院自然科学研究科に在籍し,学術博士の学位を取得。1990年から2年間東京大学生産技術研究所の研究員を兼務。2007年に東京工芸大学工学部建築学科教授に就任し、2023年に定年退職。現職は三建設備工業㈱技術統括本部技術顧問で,東京工芸大学工学部および大学院工学研究科の非常勤講師を兼務。
内容
最近新築または耐震改修された建物の多くは、震度6程度の地震では倒壊しませんが、建物が倒壊しなくても、建物の設備が損傷して、建物が長期間使用できなくなることがあります。本講演では、能登半島地震など,最近の地震被害調査で確認された建築設備の被害事例を示すとともに、振動台実験等により、設備の損傷を再現した結果を紹介します。