トルコ・シリア大地震 阪神淡路大震災の20倍のエネルギーで揺れが発生
発生から1ヶ月を経過し、死者が5万人を超える大地震となったトルコ・シリア大地震ですが、同地震は、断層が水平方向に揺れる横ずれ断層型で、1995年の阪神淡路大震災の約20倍のエネルギーで発生したことが専門家の分析で判明しました。横ずれ断層型は、震源から断層に強い揺れが広域に伝わるため、縦にずれる断層よりも被害が大きくなる傾向にあるとのこと。地震のリスクが比較的高いとされる活断層(30年以内に3%)は、国内に31箇所あり、地震対策の見直しが必要な状況です。