避難所の収容人数 コロナウイルスにより最大80%減少も

災害時に自治体が開設する避難所について、コロナ禍での収容人数が20政令市と23区のうちの35%が減少することが判明。減少幅は10~80%で、最大の下げ幅は東京都中央区の79%減(通常時84,400名→コロナ禍17,400名)。岡山市59%減、さいたま市56%減、川崎市・熊本市・北九州市50%減、名古屋市・東京都北区46%減とのこと。コロナウイルス等の感染症の流行時は、避難者同士の距離を保つ必要があるため、避難所内でも同様な状況に陥ると避難者のスペースが足らなくなる恐れがあります。今後は、ホテルや商業施設等を避難時に活用することを拡げ、備蓄品を備える等、大規模災害と感染症を両立した対策が必要となっています。