「防災向上マンション」、神奈川初、横浜市が認定制度導入へ

横浜市が神奈川県内初の導入を目指している「防災力向上マンション」の認定制度が、2022年1月にスタートします。2019年10月台風19号で課題となったマンション地下への浸水対策や備蓄を促し、近隣住民の受け入れも含めた一時避難場所等の機能強化を図るというもので、ハードとソフトの両面に認定基準を設定。ハード面では建物の耐震対策、止水板の確保、防災倉庫の整備、発電機や救助用資機材の備蓄等を条件とし、ソフト面では、安否確認の体制づくり、飲料水や非常用トイレの備蓄等を条件としています。マンション防災を向上させることは、市民の防災意識の向上につながり、災害対策に不可欠と思われます。