時間10:30~12:00
所属

明治大学 政治経済学研究科・危機管理研究センター 特任教授

氏名中林 一樹
会場I会場(205会議室)
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略歴

1947年福井県生まれ。工学博士(東京都立大学)。東京都立大学および首都大学東京の助教授・教授を経て2011年より現職。中央防災会議の専門委員として首都直下地震の被害想定および対策等の検討に参加するとともにナショナルレジリエンス懇談会の委員も務めている。東京をフィールドにに、地震に関する地域危険度測定・避難場所指定検討調査・首都直下地震被害想定調査・防災都市づくり推進計画策定・震災復興グランドデザイン策定・震災復興マニュアル策定支援・都市復興訓練・地域での復興まちづくり訓練の指導など実践的な都市防災と事前復興の研究に取り組んでいる。防災功労者内閣総理大臣表彰(平成26年度)。近著に「災害対応ハンドブック」法律文化社、「中越地震から3800日」ぎょうせい、など。

内容

1970年代に高齢者率が7%を超えて”高齢化”時代となって50年、今や人口減少にもかかわらず高齢者が増えて高齢者率が28%を超えた。それは、超・超高齢社会の到来である。その社会とは、要配慮者人口が増え、支援人口が減少していく社会である。ますます脆弱化していく社会に対して巨大地震災害が迫っている。東京区部を直撃する都心南部直下地震では震度6弱以上の地域で3000万人が、南海トラフ地震では震度6弱以上の地域で4500万人が、被災するという広域巨大災害である。このような巨大地震災害を迎え撃つには、被害想定をもとに事前に復興で目指す地域像を住民とともに描き、国土強靭化の地域づくり事前に実施しておく、「事前復興」と「地域強靭化」の取り組みを急がねばならない。