熊本地震の復興の現場から-記憶の継承と防災・減災

G会場
10:30~11:30
熊本大学 熊本創生推進機構 准教授/博士(工学)
田中 尚人 氏

内容

2016(平成28)年4月に震度7の強震に二度襲われた熊本地震から、今年で5年が経つ。本講演では、「記憶の継承」をキーワードに持続可能なコミュニティのあり方、地域文化の再構築、価値の共創について議論したい。真の持続(サステナブル)は変化と一体である。価値ある持続は、目的を見失わず変わり続けることに他ならない。このサステナブルと対に考えたいのがレジリエンスである。平時には、硬直化した事象を時代に合わせ少しずつ変化させていく駆動力になり、災禍などの非日常では急激な変化をしなやかに受け止め、回復につなげる受容力となる。レジリエンスは地域風土に備わっており、日常と非日常の繋がりの中で育まれる力だ。