気象庁 線状降水帯による「顕著な大雨に関する情報」の運用開始

気象庁は、豪雨災害の一因とされる線状降水帯の形成を確認した際に速報する「顕著な大雨に関する気象情報」の運用を今月17日(水)から開始。大雨・洪水警戒レベル(5段階)でレベル4以上に相当する情報で、「災害発生のおそれが高く、危険な場所にいる場合は全員避難が必要」な状況です。昨年7月の集中豪雨で甚大な被害が出た九州では、9つもの線状降水帯が発生、球磨川を氾濫させた線状降水帯は、全長270キロに及ぶ過去最大規模だったとのこと。同気象情報では、線状降水帯の自動検出技術が採用されており、発生が懸念される集中的豪雨への対策が進められています。