九州地方で記録的な大雨、「避難指示」変更初日に発令

今月20日(木)、梅雨前線の影響で九州を中心に記録的な大雨を観測。熊本県水俣市では5月観測史上最高となる152mmの雨量を観測。佐賀県伊万里市で1時間に61.5mm、長崎県佐世保市で57.5mmの大雨を記録。20日(木)は、警戒レベルに応じて5段階で発表される「避難情報」運用変更の初日。土砂崩れや河川氾濫の恐れが高まっている際に出されるレベル4は、以前まで「避難勧告」と「避難指示」が併存。今回の変更では、レベル4を「避難指示」に一本化し、早い段階で「避難指示」が出せるようになり、同日、熊本県水俣市全域の1万1,460世帯2万3,502人に「避難指示」が発令されました。今後は、「避難指示」後に避難した先の備蓄品の充実や感染症対応が整備され、安全な避難体制がより一層進むことが期待されています。