● 東京都 災害に強い街づくり推進を鮮明に
今月25日、東京都が発表した19年度一般会計予算案は、前年度比5.9%増の7兆4610億円。そのうち豪雨対策など、水害対策に1598億円が、計上されました。中小河川での治水事業や下水道施設の整備を進め、新規事業として新たな調整池の整備検討や大規模地下街の雨水流入箇所の調査等も実施するとのこと。地震対策や不燃化関連の事業には、1,411億円が配分されます。東京都は気候変動への対応力を高めるため、地震対策やゲリラ豪雨等の水害対策に力を入れており、「東京オリパラ2020」開催も控え、災害に強い街づくりの実現を推進しています。

 
● 避難所の鍵、災害時は自動で解錠 放送波利用
兵庫県加古川市は、今春、災害時に住民に避難指示を伝えるのと同時に、避難所の鍵を自動で開ける全国初のシステム運用を始める予定。放送波を利用し、屋外スピーカーや戸別防災ラジオの端末から音声を流す一方で、電波による遠隔操作で各避難所の鍵を収納している「鍵ボックス」を一斉に開ける仕組み。南海トラフ巨大地震などの災害が起きた際に、避難所の鍵を預かる自治体職員らも被災者になる可能性が高いことから導入を決定。3月末までに整備を終えて運用に入るとのこと。電波で機器を遠隔操作できる仕組みは、津波が来る前に水門を自動で閉めるといった用途への応用も考えられるため、防災用途での多様な活用が期待されています。