大型台風10号が各地に被害をもたらす/青森県でM5.4の地震が発生、東北エリアでの地震が多発

● 大型台風10号が各地に被害をもたらす
15日午前11時頃に四国西部沿岸を北上し、午後3時頃に広島県呉市に上陸して中国地方を縦断した台風10号は、各地で被害を及ぼしました。気象庁は高知県馬路村で12日からの総雨量が585.5㎜に到達と発表。消防庁は高知を含む15県で7,000人以上が避難所に身を寄せたと公表。JR西日本は山陽新幹線の新大阪-小倉間で15日終日の計画運休を実施。JALとANAが400便以上の欠航を発表する等、交通機関にも大きな影響が発生。気象庁は台風の通過後でも河川の増水や土砂災害の発生に警戒をするよう注意を呼び掛けています。

 

● 青森県でM5.4の地震が発生、東北エリアでの地震が多発
気象庁によると、15日14時33分頃、青森県三八上北地方を震源とするM5.4に地震が発生し、八戸市、三沢市、東北町で震度4の揺れを観測しました。M5を超える地震はこの地域では少なく、1980年11月27日に相次いで発生したM5.7、M5.1の地震以来39年ぶりとのこと。先月山形県沖でM6.7の地震が発生し、山形県鶴岡市で震度6弱を観測。今月4日にも福島県沖でM6.2の地震が発生、宮城県石巻市で震度5弱を観測する等、東北各地でM5~6程度の地震が各地で起きており、今後も警戒が必要です。